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Rhinocerosで階段や柱の規則的なモデリング[Array]コマンドを使いこなせ!
みなさんこんにちは。
全ての建築物に必要で、特にビルなどの大きな建築物や木造の家などに欠かせないものって何かわかりますか?
そう、柱です。
“何をあたりまえのことを言ってるんだ”というみなさんのツッコミが聞こえてきそうで怖いですが、、
でも実際モデリングになるとみなさんどうしてますか?
一本一本柱をモデリングしていく?ちょっと慣れている人ならコピーアンドペーストで増やしたりするかもしれません。
今回はその手間を省略できるコマンド”Array”を紹介させていただきます。
階段などの規則的な形をしたものにも有効ですのでぜひ覚えてください。
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Arrayとは
はじめにみなさんArrayって何かわかりますか?
お手元のパソコンやスマートフォンで調べればすぐに意味はわかると思いますが”整列させる”という意味がありますね。
そうです、整列です。ただ今回は配列という言葉を使わせてください。
このコマンドは物を配列するのに大助かりのコマンドなんです。
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Array
まずはじめに、Arrayコマンドとはx,y,z方向にそれぞれ指定した数だけオブジェクトを複製することができるコマンドです。
早速使ってみましょう。
Arrayコマンドを入力すると、
このようにそれぞれの方向に複製する数を指定できるので今回はこのように設定します。
そしてこれらを順に入力し終えると次に下のウィンドウが出てきます。
ここで先ほど入力した数を変更できますので間違えてしまっても最初からやり直す必要はないですよ。
また、ここでは配列が始まる始点を設定しなければなりません。
モデリング画面の点をクリックするとそこを基準に複製を始めますし座標で指定しても構いません。
言葉で説明しても少しわかりにくいとは思いますので画像を見てください。
上の画像の手前の下側の頂点をクリックしてマウスカーソルを動かしてみると
このようにxy座標上に複製されたオブジェクトが出てきます。
ちなみに左上のウィンドウに距離を入力するとその距離の間隔でオブジェクトが複製されます。
そして場所を決定させてクリックすると
z方向にも複製が出てくるので好きな場所でクリックしてください。
この通り複製できましたね。
ArrayLinear
これは先ほどのArrayとは違い一つの方向にしか配列を行わないコマンドです。
もうちょっと噛み砕いて説明するなら直線上に配列するコマンドです。
さっきのArrayは決められた柱間隔の建築物を作る際には効果的ですが、往往にして全ての建物が決められたグリットに収まって設計されているわけではないですよね。
そんな時はこっちのコマンドを使ってください。
そのほかにも階段を作ったりするのにも便利です。
まず階段の勾配と等しい補助線を引き、それにくっつくような段を作った後
ArrayLinearコマンドを入力。
左上に複製する個数が表示されるので数を入力し
始点と距離を合わせてあげれば
この通りです。
ArrayPolar
さっきのArrayLinearと似た響きがあるこのコマンドですがその効果も似たもの。
ArrayLinearは直線上に配列でしたがこれは曲線状に配列するコマンドです。
例えば下のようなら螺旋状のモデリングとかに使いやすいですね。
やり方はさっきのArrayLinaerの直線のところが円になるだけなので省略させてもらいます。
みなさんもぜひ自分で使って覚えてみてください。
どうでしたか?
基本なので知ってる方もいらっしゃることと思いますが誰かの役に立てていたなら幸いです。
それでは!
ARCHICADでも同じようなことができないかなぁ、とお考えの方はこちらの記事も参考にしてみてください!