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Rhino,Grasshopperを用いた敷地モデリング方法②ー道路,建物編ー
こちらの記事は、以下の記事の続きとなります。まだご覧になっていない方はぜひ以下からチェックしてみてくださいね
前回の記事ではプラグイン「Swan」を用いて神島の地形をモデリングしました!
しかーーし!
皆さん、実際の神島と見比べてください!
地形だけのモデリングでは正しく敷地をモデリングをできたとは言えませんよね!(そもそも港がないじゃないか…笑)
本日はさらに細かくモデリングしていきます。
また、今回はRhinocerosとGrasshopper、それぞれのモデリング方法もご紹介します。同じ操作をするため比較して学べると思います!
それでは行ってみましょう!
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港、堤防のモデリング(Rhinocerosでのモデリング)
まず、単位設定がフィートになってしまっている人は「単位の設定」から「ミリメートル」に設定しましょう
島の輪郭線を選択した状態で、モデリング用のレイヤーを作成、選択し、コマンド「Extrude Crv」を打ち込みます
海面から5mのところにある堤防としてモデリングするので、5000mm押し出します
押し出しただけでは「開いた押し出し」となってしまっているので、コマンド「Cap」で蓋をします
これで港、堤防が完成です
地形メッシュと一緒に表示するとこうなります
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地形に合わせた道の投影
道路線を選択して、コマンド「Project」を打ち込みます
地形メッシュを選択して「Enter」します
すると道が地形に投影されます
全体像はこんな感じです。なかなかいい感じになってきましたね!
建物のモデリング(Grasshopperでのモデリング)
基盤地図から持ってきた建物輪郭線はバラバラの線になってしまっていてしっかりと四角になっていないものがある可能性があります(建築学生の皆さん、ご経験がありますよね笑)
なので、念のため道路線を選択し、コマンド「Join」を打ち込みます。
これで繋がっている線は全て連結され、全ての建物輪郭線がちゃんとした四角になります
始めの準備完了です!
まずgrasshopperを起動して、「Curve」を配置します
建物輪郭線を選択し、「Curve」を右クリックして「Set Multiple Curve」を選択します
今回は高さ7000mmの簡易的なボリュームを建てます(神島は二階建てが多いのです)
Grasshopperで堤防のときのモデリングと同様に「Extrude」と「Cap」を利用して組みました
組み方は画像を参考にしてください!
もっと、Grasshopperのコンポーネントの組み方を基礎的なところから教えて欲しいという人は、以下記事を参考にしてみてください!
Grasshopperの結果を前回やった通り、建物ボリュームのレイヤーに「Bake」すると、以下のように建物のボリュームが完成しました
建物のボリュームを地形に沿って高さを配置し直せば完成です
これでまさに神島というクオリティーですね!
いかがだったでしょうか?
前回の地形メッシュにさらに具体的にモデリングをしました!
皆さんも敷地のモデリングをする際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは!
本記事の続き記事を公開しています!
敷地のモデリングデータを用いた模型などのコンタスタディ方法については以下の記事をご覧ください!