スケッチアップで展開図を出すことができるプラグイン!?『 Unwrap and Flatten Faces 』
皆さん、こんにちは!!
この記事は下の記事で紹介したプラグインをより詳しく紹介していくシリーズの一つです。
今回の記事で紹介するプラグインは「Unwrap and Flatten Faces」です!!
プラグインを実際に使おうと思うと英語のサイトに飛ばされたり、ツールのボタンがややこしかったりと最初は戸惑うことが多いのが実情、、
この記事を読んでプラグインは簡単に操作できるということを知っていただけたら嬉しいです。
スケッチアップって何? という人はまずこちらの記事を読んでみてください。
それでは実際に見ていきましょう!!
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ワンタッチで展開図を描ける!?Unwrap and Flatten Faces
建築学科の課題では模型の提出が必須と言うことが多いのではないのでしょうか
そんな時に便利なのがこのプラグイン「Unwrap and Flatten Faces」です。
このプラグインを使えば簡単に3Dモデルの展開図を出すことができるのです!!
しかし、正確に展開図を出すには少し注意が必要です。
細々と注意点を確認しながら使い方を学習していきましょう。
基本的な展開図の出し方
こういった直線で生成される面による図形を展開する場合には一気に選択して展開するのが便利です。
三回クリックし接する面全てを選択した後に、右クリックを押した後にUnwrap and Flatten Faces を選択します。
するとこのようなエラーのような画面が出ると思います。これは訳すと
「同一平面上にない面が選択されました。最初に展開してから、それらを平坦化しようとします。これは常に自動的に機能するとは限りません。エラーが発生した場合は、選択する顔の数を減らして再試行してください。各実行はランダムであるため、結果は試行ごとに異なる可能性があります。」
という意味です。気にせず決定を押します。
するとこのようなグループ化された展開図が表示されます。
これを平面で平行投影すれば下の画像のように簡単に模型の型を出すことができます.
先ほどの英語訳で言っていたように同じ手順で同じ操作を繰り返しても違う形の展開図が表示されます。
どの展開図も組み上げることはできるので安心してください。
注意が必要な図形の展開図の出し方
続いてこのような曲面の展開図を出す時には注意が必要です。
図形の全てを選択してから展開しようとすると、、、
このような複雑な図形が出力され、綺麗な展開図を出すことができません。
これを避けるには曲面を展開する際にはひとつずつ順番に展開していく必要があります。
側面の曲面のみ選択して展開すると、、、このように綺麗に展開図を出すことができます!!
平行投影で上からみてみると綺麗な扇型が書き出されているのが確認できます。
この手順をそれぞれの面に対して順番に操作していけば、この図形の展開図を出すことができます。
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まとめ
今回はUnwrap and Flatten Facesというプラグインを紹介してきました。
このプラグインを使えるようになれば、
「模型で作れないから曲面を使った設計を諦める、、、」
なんていう残念なことはなくなるのではないでしょうか。
まだまだ紹介しきれていない機能や他にも便利なプラグインはたくさんあるので今後の記事でどんどん紹介していきます!!
また紹介してほしいプラグインや機能についてわからないことがあればコメントお願いします。
それでは