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SketchUpとは?ソフトの特徴・できることを徹底解剖!!

出典:SketchUpホームページより(https://sketchup.com/ja)

 

こんにちは!

今まで100記事近くを投稿してきましたが、実は今まで触れてこなかったソフトがあります。。

 

それが今日ご紹介する、SketchUp(スケッチアップ)です!!

 

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でも、筆者の知識不足で取り上げられなかったSketchUp。(すみません。。)

 

満を辞してご紹介するSketchUpですが、今回は技術的な話というより他ソフトと比較した時の立ち位置や、特徴・できることなどをバンバン紹介していきたいと思います!!

 

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SketchUp(スケッチアップ)とは?

 

歴史

@Last Software時代

1999年、米コロラド州で設立されたベンチャー企業、@Last SofrwareによってSketchUpは開発されました。

後ほど説明するSketchUpモデリングの基本ツールであるプッシュ・プルツールは最初期から導入されており米国では特許まで取っているとか。。

@Last SoftwareはSketchUp5までのアップデートが行われました。

 

Google時代

2006年、@Last SoftwareはGoogleに買収され、Google SketchUpとして生まれ変わりました。

SketchUpの知名度がグッと上がったのもこの時代だったのではないでしょうか?

この時代ではSketchUp8までのアップデートが行われました。

 

Trimble時代

2012年、今度はTrimbleがGoogleからSketchUpを買収し、SketchUp8→SketchUp2013になりました。

現在は最新版、SketchUp2019がTrimbleより提供されているようです!

 

商品ラインナップ

ここまで見てきたように、SketchUpというソフトは合計3つの会社を渡り歩き、各社ごとにバージョンアップを行ったり、販売プランを変えたりしてきています。

ゆえにネットで調べてもいろんなタイミングの情報が出てきてしまって、正しい情報がなかなか手に入らないんです。。

そこで、日本でのSketchUpの総販売代理店であるalphacoxさんのホームページ(https://www.alphacox.com/)より最新版の商品ラインナップを紹介しておきたいと思います。

今まではパッケージ売りだったSketchUpも2019年からはサブスクリプション型(買い切り型ではなく、年払いで毎年費用が発生する形)に移行しているみたいですね!

 

SketchUp Free

無料!!

ブラウザ上で動く、SketchUpの無料版です。

・インターネット接続されていないと使えない

・インポート/エクスポートできる拡張子が限られている

・2Dデザインやマテリアル機能が使えない

という制約はありますが、ソフトの使用感や基本的なモデリングであれば無料版でも対応可能みたいですね!

 

SketchUp Proライセンス

¥44,000/year

上記の制約を全て取っ払った製品版となります。

サブスクリプション型に移行したことで、更に初期費用が抑えられるようになり、なんと2019からは¥44,000から使い始められるようになっています!

このコストの低さがSketchUpの業界内での普及率に一役も二役も買っていることは言うまでもありませんね。

 

SketchUp Studioライセンス

-近日発売開始予定-

Pro版に加えて、Sefairaという建築性能分析ツールが付随したものです。

近年ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)など、環境に配慮した住宅・建築が注目を集めていますが、そうした建物を効率的に設計するには性能分析は不可欠だと言えます。

多少値は張りますが、その分現代のニーズに合わせた設計が進められるのではないでしょうか!?

 

学生版ライセンス

¥8,200/year

SKechUp Proの上位版であるStudioの性能が使えてこの価格です!(正式なStudio版がまだ発売されていないので、現状Studio版を入手できるのは完全に学生の特権になっています笑)

短期アルバイト1日やったら買えます。とにかく安いです。学生の皆さんは購入して損はないものだと思います!!

学生にとっては性能分析などはなかなか手が出せないかと思いますが、BEAVERメディアサイト内でもゆくゆくは学生さん向けに性能分析の記事も書いていければなぁ、と思ってますので乞うご期待!!

 

SketchUpの立ち位置

商品ラインナップのところでも少し書いたのですが、SketchUpの最大のメリットは

コスパ。

この一言に尽きます。

今まで紹介してきたARCHICADやRevit、Rhinocerosの価格を見てみましょう。(メイン製品の価格のみを拾っています)

ARCHICAD:買い切り型、¥840,000

Revit:サブスクリプション型、¥381240/年

Rhinoceros:買い切り型、¥144,000

と、とにかく高額。。

性能がよくてもお金に余裕のある大きな会社でないとなかなか導入に踏み切れていない、と言うのが現状のようです。

 

そんな中で、

SketchUp Proは通常ライセンスが¥44,000/年!!

その分だけ、幅広い会社に導入されているということです。

 

SketchUpは他ソフトのスキルと比較して、それだけ汎用性が高くツブしがきくものだと言えそうです。

就職に不安を感じていたり、就職してから活躍できるか悩んでいる学生の方はぜひSketchUpに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

SketchUpの特徴・できること

価格面での特徴、優位性は上で述べさせてもらったので、最後はお待ちかね。機能面を紹介していきます!!

歴史のところでも少し書かせていただきましたが、SketchUpモデリングの基本はプッシュ&プル。

スケッチを書く要領で平面の上に図形を描き、その面を押し上げて高さを与えたり、

 

既に存在する立体に図形を描き、その面を押し込んでくぼませたり、

 

とメチャメチャ直感的な操作で3Dモデルを作っていくことができるんです。

また、結構直線的なモデリングのイメージが強いSketchUpですが、極めていくとこんなことも。。(動画は少し長いので、飛ばし飛ばしで見ることをオススメします。)

 

SketchUpはあくまでモデリングソフトであり、CADやBIMではありません。

つまり、SketchUpで3Dモデルを作り、それをプレゼンテーション用にレンダリングしたり、CAD/ BIMに取り込んで図面を出力したり、と言うのが基本の運用方法になります。

そこで気になるのが、他ソフトとの連携。

・BIM系:ARCHICAD/Revit

・レンダリング系:Lumion/Twinmotion

あたりとスムーズにデータの受け渡しができるのはもちろんのこと、強いのはこちら!

・地理情報との連動(Google時代の名残か??笑)

ロケーションの設定を行って地図データを読み込み、その地形を3D化するところまでをなんとアプリ内の極めて簡単な手順で行うことができるんです!(別記事にて手順はご紹介しますね)

 

まとめ

以上、いろんな視点からSketchUpと言うソフトを徹底解剖してきました。

まだ使ったことないという方は無料ブラウザ版もあるので、ぜひ触ってみてください!!

購入を考えたい方はこちらから→https://www.alphacox.com/

それでは。

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