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2画面での操作にさよなら?Rhino上で直接GHを操作!
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2画面のストレス
Grasshopperを立ち上げて、パラメトリックにスタディを進める時によく見るこの画面。
2画面でちまちまパラメーターを動かすストレスってすごくないですか?
頑張ってGrasshopperの方を縮めるとこんな感じ。
とは言えノートPC勢にはこれもだいぶ厳しい。
Rhino × Grasshopperは便利とは言え、強制的に画面分割されるのって意外とストレスがかかっていると思うんですよね。
今回の記事では、そんな悩みを解決いたしましょう( ̄∇ ̄+)キラン
(デュアルディスプレイユーザーにはそんなに響かないかも。。)
Grasshopperがそもそもどんなものか分からない方はこちらの記事を先にご覧ください↓↓
Grasshopperの存在は知ってるけど、実際にどうやってコンポーネントを組んでいくのかイメージがつかない!そんなアナタに↓↓
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リモートコントロールパネル
サンプルGHデータの用意
上の画像で使っている階段生成のGHデータも一応簡単に紹介しておきます。(上で紹介している[Grasshopperで階段をつくってみた!-二本の線を引くだけで階段ができる!?-]の記事にも似てますが、、)
一本の線を”Line”で読み込ませるのと、後は”最高高さ”、”段数”、”階段幅”の3つのパラメーターを用意しています。これらをベースに階段が生成されるようにコンポーネントを組んでいきます。
まずは”Line”と”階段幅”を使って長方形を作ります。使っているのは”Unit Y”と”Extrude”の2つ。
次に”段数”のパラメーターを噛ませて先ほどの平面を段の数に分割していきます。
“Divide Domain^2″で平面を分割、”Isotrim(subsrf)”を使って分割された個別のサーフェスをジオメトリとして取り出します。
各平面を鉛直方向に移動していきます。
今回は、”最高高さ”/”段数”で1段あたりの高さを計算し、”Series”と”Unit Z”を使って各平面の鉛直方向への移動ベクトルを作って、”Move”コンポーネントで移動させています。
最後に移動させた平面に高さを持たせていきます。
“最高高さ”/”段数”に”Unit Z”をつなげて押し出し高さを持たせて、最初にも使っていた”Extrude”に再度ご登場いただきました。
これで一応簡単ですが3つのパラメーターを操作することで階段のプロポーションをスタディできるアルゴリズムが組めたわけです。
では早速パラメーターをいじってみましょう。
ストレスストレスストレスストレスストレスストレ………
分割された画面で、「見にくいなぁ」なんて思いながら作業してるともうテンションがた落ちです。
コンポーネントの出力
さて、ここからが本題!
画面分割をせずにRhinoceros画面のみでパラメーターをいじれるように設定をしていきましょう!
まずは、GH側でView>Remote Control Panelをクリックしてアクティブにします。
するとRhinoceros側のパネル(画面のオレンジのエリア)の右上の歯車からRemote Control Panelが選択できるようになっているはずです。出てきたパネルの右上鉛筆マークをクリックで上の画像と同じ状態になるはずです。
鉛筆マーク左側の+ボタンをクリック!
新しく表示されたNew Groupを右クリックすると名前と表示色の変更ができます。分かりやすいように「階段調整」に名前を変えておきました。
またGH側に戻って、”最高高さ”のコンポーネントを右クリック>Publish to Remote Panelをクリック。
するとRhino側のRemote Panelに最高高さのナンバースライダーがっ!おおっ!?
続けて、”段数”、”階段幅”も同様にRemote PanelにPublishしていきます。
最後に鉛筆マークをもう一度押して編集モードを終了します。
まさか…?
完成!
これであなたもストレスから解放です!
鬱陶しいGHウィンドウなんて非表示にしてしまいましょう。
最大表示。。なんて見やすい。。。
Remote Panelに出力したナンバースライダーはGHを操作する時と同じ操作感で動かすことができます。
やっぱりスタディをする時は周りの要素との兼ね合いで細かく微調整したいもの。大きな画面でスタディができるということは、それだけ他の要素を画面に収めながらパラメーターを動かせるということに他なりません。
みなさんもぜひ、今回紹介したテクニックを使ってストレスフリーなスタディを体験してみてください!!
それでは。