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【Grasshopper】自分だけの新しいコンポーネントを作ってみよう! -Cluster-
こんにちは!
前の記事ではGroup化で複数のコンポーネントのまとめかたについて説明しました。
しかし、Grasshopperには複数のコンポーネントをまとめる方法がもう一つあって、Clusterというものです。
Groupは複数のコンポーネントを配列そのままにまとめるものであったのに対して、
Clusterは複数のコンポーネントをまとめて一つのコンポーネントにしてしまおう!というものです。
これをうまく使うことができるとGrasshopperの作業効率はかなり上がります!!
では、早速説明していきます。
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Clusterの使い方
例えばこのような一つの線から、壁厚、高さ、Z方向の位置を指定することにより、壁を形成するコンポーネントがあります。
これらのうち、クラスター化したいコンポーネントを全て選択して、右クリックからClusterを選択するとこのように、簡単に新しいコンポーネントを作ることができるんです!
この際の注意点として入力するコンポーネントをまとめておかないと別のコンポーネントとして認識され、図のように入力部分が複数になってしまいます。
そうならないようにParamsのGeometryやPrimitiveからそれぞれのコンポーネントの形式に合ったものに一度かませてから、そのコンポーネントごとCluster化することによって一つの入力にまとめることができます。
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Clusterの編集方法
まず、自分でつくったコンポーネントなので、自分に分かるようにクラスター自体と端子の名前を変えちゃいましょう。
これは簡単で入出力端子とコンポーネント上で右クリックして、一番上の項目に名前を入れることによって、自分好みの名前にカスタマイズすることができます。
また、つくった後にCluster内を編集したいときはClusterをダブルクリックするとClusterの中に入ることができて、そこで自分の思うように編集できます。
この際に、入出力端子を新たに追加したい!というときには、Params>Util>Cluster input (output)を呼び出すことによって簡単に追加することができます。
この時の注意点として、何もしていなければ、一つのCluster内を編集すると、他で同様に使っている同じCluster全ての内部も変化してしまいます。そうならないようにするためには、Clusterの上で右クリックして、Disentangleを選択します。
Disentangleの後の( )内の数値はそのClusterのコピーされている数を示しており、DisentangleをせずにCluster内部を変更してしまうとその数分のコンポーネントが全て変更されてしまいます。
User Object
ここからが、Clusterのとても有用なところで、自分の作ったコンポーネントをUser Objectに登録することによって、すでにあるコンポーネントのようにいつでも呼び出して使うことができるんです!!
これで、自分でよく使うコンポーネントを作ってどんどん登録していけば、作業をかなりスムーズにすることができます!!!
登録の仕方は簡単で、作ったクラスターを選択した状態でFile>Create user objectを選択すると次のような項目が出てきます。項目の内容は写真の説明の通りです。
必要項目を入力して登録すると、それだけで指定したところに自分のつくったコンポーネントが入っていてそれを自由に使えるんです!!
すごくないですか!?
まとめ
これでコンポーネントを作れば、めちゃめちゃ時間かかってた作業も、過去に作ったコンポーネントをそのまま使ってすぐに出来ちゃいます!
Clusterを上手く使って新たなコンポーネントをどんどんつくって作業効率をどんどんあげていきましょう!!