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【保存版】Rhinoceros超基本の22コマンドまとめ!
Rhinocerosは造形の自由度に際限のないソフトですが、一方でコマンドが多すぎて初学者にはハードルが高く、
「結局どこから覚えればいいの?」と立ち止まってしまうのが大半です。
なので今回は(完全に独断アンド偏見で)「ここから!」という基本的なコマンドを紹介していく回です。
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基本のキ
まず、面や立体を作るまえに覚えるべきコマンド&ショートカットが少々…
Rhinoは使用頻度の高いコマンドについてはショートカットキーの使用で効率がかなり変わります。
推奨のショートカットキーカスタムに関する記事についてはこちら!
Undo (Ctrl +Z)
一つ前の操作にもどります(ほとんどのCADに共通)
Cancel (Esc)
コマンドの選択をキャンセルし、ニュートラルな状態に戻ります。
CopyToClipboard (Ctrl + C)
線や面などのオブジェクトをコピーします。
Paste (Ctrl + V)
コピーしたオブジェクトを任意の位置に貼り付けます。
Move (推奨:Ctrl + B)
オブジェクトを任意の位置に移動します。
Rotate (Ctrl + R)
オブジェクトを任意の角度だけ回転。
Join (Ctrl + J) →結合
端点が同じ座標にある2オブジェクトを結合し、一つにします。
【注意】結合されない場合は、「ぱっと見はつながっているけれど実はミクロレベルで見ると端点が同じ座標にない」ことが多いです。
→端点同士を吸着しなおしてみましょう。
Explode (推奨:Ctrl + K) →分解
Joinの逆で、結合されたオブジェクトを分解できます。
Trim (Ctrl + T)
まずオブジェクトを選択しEnter
つぎにオブジェクトと交点を持つほかのオブジェクト(上の画像なら右側のピンクの線)を選ぶと、
はみ出した部分が消えてくれます。
線以外のオブジェクトにも適用可能です。
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1次元
Polyline (推奨:Ctrl + Q)
名前の通り直線をひくコマンド(注:Rhinoceros上ではそれが直線であっても”曲線”と表記されます)
Curve
制御点(曲線の曲率を操作するための点)を指定し、曲線を描くことのできるコマンド。
InterpCurve
補間点(曲線がどの点を通るのか?npm)を指定して無理のない曲率で曲線を描くことのできるコマンド
例えばCurveでつくった2曲線の曲率が大きく違い、これらをつなげたい場合に、2曲線をこのコマンドでなぞって清書してやることで無理のないきれいな曲線ができます(曲率が無理に大きく変化してしまう曲線は、曲面が汚くなってしまうことが多く、このような修正が必要です)
Scale1D (推奨:Ctrl + 1)
描いた曲線を一方向に拡大/縮小します。主に直線に対して適用することが多いです。
Offset (推奨:Ctrl + F)
選択した曲線から指定距離だけオフセットした曲線を生成します。
2次元
ExtrudeCrv (推奨:Ctrl + W)
直線(曲線)や曲線を押し出してサーフェスにすることのできるコマンドです。使用頻度はめちゃくちゃ高いです。
PlanerSrf (推奨:Ctrl + P)
joinなどでつながった閉じた曲線に対し使用します。
同じ形のサーフェスができます。
Scale2D (推奨:Ctrl +2)
オブジェクトのxy方向の拡大/縮小ができます。
各種曲面作成コマンド
これについては別記事で!
3次元
ExtrudeSrf (推奨:Ctrl + E)
サーフェスを押し出してポリサーフェスを作ります。
Cap
開いているサーフェスを閉じることのできるコマンド(穴を埋めるような感覚です)
OffsetSrf
サーフェスをオフセットし任意の厚さのポリサーフェスに。曲面ツールと併用することが多いです。
↑厚みがでます。
Scale (推奨:Ctrl +3)
オブジェクトの三次元的な拡大/縮小を行います。
まとめ
以上、完全に独断と偏見の基本コマンド集でした。
「これ足りてなくない?」「これも紹介して」などあればぜひコメントお待ちしております‼
ではまた!