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Lumion11がリリース!新機能まとめてみました!!

突然ですが皆さんレンダリングソフトは何を使用しているでしょうか?

昨年11月に、建築学生にも人気のレンダリングソフトLumionから、Lumion 11がリリースされました。

今回はアップデートでできた新機能を一気に紹介していきます!

 

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Lumion新機能を一挙に紹介!

新機能は、

正投影エフェクト
フェージング
オブジェクト/マテリアル
ライト
OpenStreetMap
Livesync
パノラマのエフェクト

などがあげられます!

以下ではそれぞれについて詳しく見ていきます!

 

正投影

まずは、正投影エフェクトから。

正投影とは、3次元の物体を2次元に表現する方法の一つで、アイソメ図なども含まれます。

このエフェクトを使えば、こんなふうなカラー配置図を一瞬で作ることができちゃいます!

正投影エフェクトについては、詳しく紹介した記事があるので、そちらもあわせて確認してみてください!

 

フェージング

フェージングエフェクトはアニメーションをつくるエフェクトで、

これを使うと上のような動画を簡単に作ることができます!

アニメーションを作ることができるので、アイディア次第で表現できる幅は無限大!

最近はオンラインでプレゼンをする機会も増えたので、周りと差別化するためにも試してみてはいかがでしょうか?

こちらも使い方を解説した記事があるので是非見てください!

 

オブジェクト/マテリアル

新しいオブジェクト

Lumion11では、新たに401個のオブジェクトが追加されました!Lumion11 pro版では総数はなんと6224個!学生ならこれ全部無料で使えてしまうんです!とってもお得ですよね!

Lumionの添景をいろいろ掘り下げた記事もあるのでこちらもぜひ見てください!

 

新しいマテリアル

オブジェクトも数が多いですが、ルミオンはマテリアルも豊富です!こちらもLumion11 proでは全部で1292ものマテリアルがあります!

 

車のマテリアル

Pro版のみに搭載されているメタリックカ―シェーダーを使うと、車の周囲に置いたオブジェクトや、光源などが車の表面に反映されて、反射の様子をリアルに表現してくれます!

試しにおいてみるとこんな感じ。クルマのツヤツヤ具合がめちゃくちゃリアルです!

 

RALカラーピッカー

RALカラーピッカーを使うと、マテリアルの色をRALカラーを使用して指定することができます。色を数字で指定できるので、正確な色を表現できます!マテリアルを当てて、カラーライゼーションの右をクリック、RALをクリックすると使うことができます。

 

※RAL(ラル)カラーチャートは、ドイツの標準色票でヨーロッパおよび世界中の建築やデザイン分野で活用されているものです。学生の間はあまり使う機会はないかも??

 

雨筋

Lumionは他のソフトにはなかなかない雨筋まで表現できちゃいます!

雨筋はエフェクトの中にあり、ウェザーの降水エフェクトをかけることで使用できます。

試しにバルセロナパビリオンに雨を降らせてみました。

 

リアルな炎も新しく追加されました!炎はエフェクトライブラリの中にあります。暖炉を作りたい時には役に立ちそう!笑

 

ライト

スポットライトのマイクロシャドー

ルミオンのレンダリング自体とってもきれいですが、スポットライトの影をさらに詳細にするエフェクトがあります。エフェクトの「高度な」でシャドーエフェクトを追加。詳細な影をオンにすることで適用できます。

 

IESスポットライト

また、ライトを追加するときにIESプロファイルを追加できるようになりました。

より、実際の製品に近いライトを表現することができますね!

 

OpenStreetMapの衛星地図

OpenStreetMapは、マップから周辺の建物をダウンロードできる機能めちゃくちゃ便利な機能なのですが、この機能に同時に衛星地図をダウンロードする機能も追加されました!

今回は丸の内周辺の地図をダウンロードしてみました!衛星地図はGPS座標を選択する際に衛星地図をダウンロードをオンにすることでダウンロードできます。

Heightmapsと同様にダウンロードすると、下の画像のようにリアルな地形を再現できます!ちなみにこの場所は京都の嵐山・保津峡です!

 

Lumion LiveSync

こちらはプラグインをダウンロードすることで使用できる機能です。

Rhinoceros、Archicad、Autocad、Revit、SketchUp、VectorWorksで使用できます!

 

パノラマへのアーティスティックエフェクトの適用

これまでは360パノラマにアーティスティックエフェクトを適用することができませんでしたが、Lumion11ではアウトライン、色補正、パステルスケッチ、シャープにする、ノイズなどなど、様々なエフェクトを追加することができます!今回はマンガエフェクトを追加してレンダリングしてみました。

 

まとめ

Lumion11の新機能を一挙に紹介してみました!

これ以外にもプレビューが高品質になっていたり、ユーザーインターフェイスが新しくなっていたり、たくさんアップデートされています。

今までLumionを使っていなかった方も、Lumion10以前を使っていた方も、新しくなったLumionを使ってカッコイイレンダリングをしてみてはいかがでしょうか!

それでは。

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