要素の選択を簡単に。Photoshopの選択系コマンドまとめ!!
こんにちは!
フォトショップで建築パースを書く上で知っておきたい超基本ツール、選択ツール編です。
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範囲選択ツール
まずはじめに
選択範囲ツールってなんのこと?
これはフォトショップを使う上で外せない基礎知識です。
知っている方は読み飛ばしていただいて大丈夫ですよー。
フォトショップを開いてみるとわかると思いますが、この画面の左にあるツールバーの
このあたりのコマンドです。(長押しすると下のようにそれぞれが出てきます。)
この中でも特に使用頻度が多いのは、多角形選択ツール、クイック選択ツールでしょう。
では実際にパースを描くのにどう使うかみていきましょう。
クイック選択ツール
これは簡単にいうと選択したいものの境界を自動で認識し選択してくれるというものです。
試しにやってみましょう。
このドアだけを選択したいというときに
クイック選択ツールを押してドアの左端をポチッ、と押すと
そこがちょうど選択されていますね。
これを繰り返すと簡単に選択できます。
ちなみにaltを押しながら選択範囲を指定するとその範囲を選択範囲から削ることができますよー。
自動選択ツール
自動選択ツールは色を選択するツールです。
ある場所をクリックするとそこと同じ色の場所が全て選択されます。
選択したいオブジェクトが単色の場合はそれでいいですけどそうじゃない場合も多いですよね。
そんな時は許容値設定を使いましょう。
許容値とはなんでしょう?
許容値とはどこまでの近い色なら同時に選択しても構わないか? ということです。
小さければ小さいほどその選択した色に近い色だけを選択し、高ければ高いほどガバガバに選択します。
実際に見て見ましょう。
上の図では正面の壁面を選択してみました。
よく見るとわかると思いますが壁面だけではなく地面のところや背景までモニャモニャっと選択されていますね。
ここでスクリーン上の上の方にあるツールバーを見てください。
色々と並んでいると思いますが許容値の欄があるのがわかりますか?
ここは今は30ですが、次は10にしてもう一度壁面をクリックしてみましょう。
バッチリ壁面部分だけ選択できましたね。
許容値設定は0〜255の値まで選べます。
効果的に使ってください。
多角形選択ツール
これはクリックした場所が頂点となるような多角形を選択することができるツールです。
始点と終点を合わせることでそこに囲われた多角形が選択されるという優れもの。
複雑な形や色で区別できないような場所を選択したい場合はこっちを使うと効果的です。
例えば下の画像の空の部分を選択するとしましょう。
自動選択やクイック選択を使ってもうまく選択できないのでこんな時こそ多角形選択です。
空と建物の境界をなぞるように形を作るようにクリックしていってください。
空を選択できましたね。
ちなみにLを押すと簡単に呼び出せますし、一つずつ範囲を戻したい時はDeleteボタンで戻れますよー。
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コマンド
上記の内容はフォトショップを少し扱ったことのある人なら知っているかもしれません。
これだけでは ” はっきり言って物足りない!!” という方も多いと思います。
そんな欲しがりな皆さんに朗報です!(笑)
ここからはパースを描く上で様々な便利コマンドがあるので一挙に紹介させていただきます。
選択範囲解除
選択範囲を解除したい時にみなさんはどうしてますか?
放置してしまうと余計な範囲が選択されてたり、逆に自分の選択したいところができていなかったり…
めんどくさいことになりがちです。
そんな時はcommand/ctrl + Dで簡単に選択範囲を解除することができます。
ややこしくなりそうならとりあえず選択範囲解除しておきましょう。
選択範囲反転
例えば下の画像の窓以外を選択したい。そんな時どうしましょう。
全体を選択した後窓だけを抜く、そんなまどろっこしいことやってられませんので
こんな時は窓の部分を選択して、
command/ctrl + shift + I をぽちっとな
これで選択範囲が反転しました。
見にくいかもしれませんが編集したい画像のふちに点線が出てますよね。
レイヤーマスクを作る際になどに活用してください。
色域指定
これはコマンドというかは微妙ですが便利なので紹介させてください。
色域指定というものです。
これは特定した同じ色のみを全て選択するツールとなります。
選択範囲タブから色域指定のところを押してもらうとこのような画面がありますね。
そしてそこの色域指定をクリックすると
このようなウィンドウが現れます。
そこで今回は地面を選択したいのでウィンドウ内にある地面の部分をクリックすると…
地面の部分だけ白くなりました。
そしてOKボタンを押すと、
このように地面だけが選択できました。
どうでしたか?
最後まで見ていただいてありがとうございました。
勉強になったよーという人が少しでも増えていれば嬉しいなぁと思っております。
それではまたの機会にお会いしましょう。