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塗り絵感覚で簡単!Illustratorを使ってお手軽に図面に着色!!
こんにちは!
今回は図面表現についてのテクニックをお教えします!
設計課題のプレゼンテーション用の図面では、視覚的効果を高めるために建物の壁や床に色を付けることがよくありますね!これをIllustratorを用いて簡単に着色する方法についてご説明します!
こちらの記事の内容は下記動画でも紹介しているので、動画の方が学習がしやすい方はこちらをどうぞ↓↓
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準備
今回はル・トロネ修道院の平面図を用いて解説していきます。
まず、この記事ではpngファイルを使用しているため、以前紹介したこちらの記事
のように画像トレースを行い図面の線をパスに変換しています。CADで図面を作成している場合は、そのDXFファイルをそのままIllustratorで開いて見ていきましょう。
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ライブペイント
画像トレースによりパス化を行った後は、ライブペイントツールを選択します。
ライブペイントツールはパス内、あるいはパスの重なり合った部分などの閉じられた領域に対して塗り絵のように色を塗ることができるツールです。
CADソフトから図面を着色する場合は、データの着色したいパス群を選択した状態でオブジェクト → ライブペイント → 作成をクリックします。すると、図面全体がライブペイントグループとなり、色を塗ることができるようになります。
またこれはショートカットで Ctrl + Alt + X でも可能です!
隙間オプション
次に、床や建物外部などについても色を塗っていきます。ここで、建物外部を緑で塗りつぶそうとすると、閉じられていない領域全てに着色されるため、思うようにいきませんね。
こんな時は、オブジェクト → ライブペイント → 隙間オプションを使います!
隙間オプションの隙間の検出にチェックを入れると、パスが閉じていなくても色を塗れるようになります。
どの程度の隙間を検出するかを設定してプレビューにチェックを入れると、検出された隙間がハイライトされます。
また、パスで隙間を閉じるをクリックすると、ペイントされていないパスが挿入されます。
これで、図面の各部分のパスが閉じられました。これで建物外部や床などを着色して完成です!
今回はライブペイントツールの紹介をしました。図面の着色は、色だけでなくグラデーションなどをうまく使うことによって素材感を表現したり、手書き風にしてみたりなど他にも様々なことが可能です!
それでは!!