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Vectorworks教育シンポジウム2023で重大発表が!!
皆さんこんにちは!
今回は、8月23日(水)東京・品川で開催された教育市場向けイベント「Vectorworks教育シンポジウム2023」の参加報告になります!
以前記事でもご紹介しましたが、Vectorworksの国内総販売元のエーアンドエーは、
2008年度に「Vectorworks教育支援プログラムOASIS(オアシス)」を発足し、教育機関への支援活動にいち早く取り組んできた会社さんです。
その一環として始まったイベント「Vectorworks教育シンポジウム」も今年で15回目!
会場には、教育機関の関係者やプレス関連の多数の方々が参加されていました。
今年の教育シンポジウムは、「CAD教育のミライとDX」をテーマに、2つの基調講演や学生参加型コンペの受賞式が行われました。
また、2024年以降のA&A社の教育市場に対する取り組みが発表されております。
実施されたコンテンツは以下の通りですが、今回驚いたのはOASIS事務局からの案内で、
なんと!!
来年よりVectorworksが学生・教職員、教育機関向けに「無償」で使える教育版ライセンスが用意されることが発表されたことでした!!!
これは建築学生にとってかなり有り難い発表ですね!
こちらについては別途記事でご紹介する予定なので、皆さん是非お楽しみに!
それではイベントの参加報告にいきましょう。
OASIS事務局からの案内はこちら
目次
[PR]
イベントの流れ
イベントの流れと基調講演の概要をまとめてみました!
・ご挨拶
エーアンドエー株式会社 代表取締役社長 横田 貴史様
・基調講演1 テーマ「BIMとDXと建築情報教育」
一般社団法人BIM教育普及機構 理事 森谷 靖彦 氏
・DXについて
BIM図面審査の開始、データ連携環境の整備。建築DXが目指すデジタルツインについて。
・建築情報教育
20代に建築系が不人気で、就学人数が減っていること。そこでBIM+建築情報教育が重要であることや、50代以上にはリスキリングが求められるということも話題に上がっていました。
💡BIMを使って建築DXを担う人材を育てる⇒それが建築情報教育である。
・基調講演2 テーマ「手描きから始まるCAD・BIM教育」
九州産業大学 建築都市工学部 住居・インテリア学科 非常勤講師
株式会社ATKdesign一級建築士事務所 代表取締役 社長 近藤 岳志 氏
・大学での授業について
手書きと2D-CAD手は第二の脳であり、手を動かす作業、実測し図面に落とすのが重要であるとといた上で、BIM学習会で興味を持った高校生が図面を作成し実際に建築した事例が紹介されていました。
建築学生も負けてられませんね…!
・BIMの今後の取組
BIMの理解は完成イメージが必要なので、簡単な模型から図面に落としBIMと連携させるといった手法が勧められていました。
💡模型から簡単な3Dパースに、それをBIMや図面に落とし込む、といった「ゆるい完成系」から「詳細な細部」へのスケールダウンの手法
[求人情報]
OASIS加盟校学生作品優秀賞「Vectorworks Executive Prize 2023」発表
2023年OASIS加盟校から提出された学生作品の中の優秀作品が発表されていました!
最終優秀作品
タイトル : 「The port of Kochi Wara」
学校名 : 龍馬デザイン・ビューティ専門学校
作者 : 今西慶樹さん、安東高士さん、西岡一輝さん
Vectorworks デザインスカラシップ 入賞作品発表
建築部門
最優秀賞
タイトル : 「Sailing in the valley」
学校名 : 東京藝術大学 大学院
作者 : 齋藤 悠太 さん
優秀賞
タイトル : 「まちを紡ぐ」
学校名 : 信州大学 大学院
作者 : 糠谷 勇輔 さん
インテリアデザイン部門
最優秀賞
タイトル : 「WAVES」High Involvement-Public Art In The Park- ~あらゆる人々が共に享受できる芸術の森~」
学校名 : 大阪芸術大学 大学院
作者 : 李 周南 さん
優秀賞
タイトル : 「fruit shop&cafe『.fruit』」
学校名 : 金城学院大学
氏名 : 鈴木 亜季 さん
OASIS事務局からのご案内
Vectorworks新授業支援プロジェクト2024 を発表!
- 新OASIS制度について
- 文教市場向けライセンスの新しいカタチ
- 新ライセンス提供に伴い終了予定の商品群
来年から学生が無償で使えるCADの選択肢が増えるのはうれしいことですね!
無償化についての記事も皆さん是非お楽しみに。
最後までご覧頂きありがとうございます!