1. Home
  2. /
  3. Tips
  4. /
  5. 便利ツール
  6. /
  7. 無料でここまで…!?驚異の万能アプリ「Notion」

無料でここまで…!?驚異の万能アプリ「Notion」

[PR]

はじめに

BEAVER編集部です。

今回は 「 Notion(ノーション) 」というサービスの概要、その強みや活用方法を紹介します。

末尾にそれに関連したちょっとしたお知らせもあります。
ぜひとも最後までご覧ください。

 

みなさんNotionというWebアプリをきいたことはありますか?

「高性能メモ帳」とか、「万能アプリ」なんてふわっと呼ばれているサービスです。

ちょっとそれだけだと全容がわかりませんよね。

 

というわけで…

このアプリを一言で言えば……

 

「データベース型 汎用ツール」  ですかね!

 

要するに「万能アプリ」です!!笑

(そうとしか言いようがない……)


 

Notionは同一プラットフォーム上で複数人が同時に編集し、
作業内容を共有できるサービスです。

一覧表などのデータを様々な形で見せられるのが特徴で、
カスタマイズ性が極めて高いサービスです。

 

……などといっても

百聞は一見に如かず

 

まずはできあがっているものを触りながら、記事をご覧ください

…こちらへどうぞ

 

BEAVER NEST(ビーバー ネスト)

※BEAVER NEST はNotionを使って作成した簡易Webサイトです
※機器の環境をダークモードにしている方は、全体が黒く表示されます。

 

BEAVER NEST (実例)



ようこそ 「 BEAVER  NEST 」へ!!

 

こちらはNotion製の簡易サイトになります。

Notionはクローズドな環境下でメモアプリや社内情報共有サイトのような
使われ方をすることが多いのですが、このようにWebで公開することも可能なのです。

 

Notionには少々とっつきにくい部分があります。

  • 最初に渡されるのが英語のテンプレートである点
  • 上記以外は白紙から構築する必要がある点
  • あまりにもなんでもできるので逆に困る点

 

Notionの操作方法に関してはYouTubeに参考になる動画がありますので、
あえてここで紹介はしません。ただ、基本的な機能は非常に簡単です。

 

まずはBEAVER NEST(ビーバー ネスト)を見てイメージをつかんでいただければと思います。

 

※サイト全体を見る場合はPCでの閲覧がおススメです
(Notionは別途スマホ用レイアウトの詳細設定ができないためです)

Notionの利用条件と権限

ログイン方法

作ったサイトの閲覧には制限がありませんが、
自分で作業環境を作ったりする際にはログインが必要になります。

 

BEAVER NESTではそれを体感できるように「保護区」と「自由区」を設けてみました。

「保護区」:編集権限なし・コメント権限あり

「自由区」:編集権限あり・コメント権限あり

 

保護区の画面右上には「・・・」

自由区の画面右上には「編 集」

 

──とあり、ここからコメントや編集を行うことができます

コメントや編集を行うためにはログインが必要です。

 

Notion のトップページ

Notionは既存のGoogleアカウントやAppleアカウントによる
いわゆるソーシャルログインが利用可能ですので、該当ユーザーであればすぐに開始できます。

 

ログイン後は

「保護区」ではコメントを

「自由区」では編集・コメントができるようになります

いじってみてください。

 

編集権限と料金プラン

 

Notionは基本的に なんと無料で使えます!

 

もし、個人利用あるいは10人以下のチームで作業するのであればこんなに自由に使えるの??と驚くでしょう。
ページの下にページの階層をいくつも自由に作れるのですが、これといって際限がないのです。

Wiki機能というものがあり、

早い話 「 Wikipedia 」 がNotionで作れます

 

単語やページの検索が可能!これはすごい機能です!

 

ただし、無料プランにはやはり少々制約があります。

 

ここは少し内容が複雑なので、
次のセクション「Notionのここがすごい!」まで飛ばしてもらっても大丈夫です。

 


 

無料プランの制約については下記の通りです

  • プロジェクトに入れる人数制限(ゲスト10人まで)
  • 1つのデータは5MBまで
  • プロジェクトページはオーナーに付随する(管理者権限を変えられない)

…という縛りがあります。いじると実感しますが、3番目は引継ぎの際などに少々注意です。


有料プランは無料プランとは少し考え方が変わります。

作業場所が個人所有のプロジェクトページではなく、
みんなで作業する「ワークスペース」という場が与えられます。

 

ここの「場の利用」にお金がかかるイメージです。
(ワークスペースも無料枠がありますがかなり限定的)

有料版は1つのデータ容量の限界値である5MBの壁が撤廃されますが、
ユーザー全員分の「入場料」が発生するので、移行の際は要検討ですね。

以下 Notion 公式から発表されている料金プランです。(2024年5月時点)

Notion 料金表


とはいえ、無料でこんなにできるのは魅力的すぎますね。

 

Notionのここがすごい!

Notionの強みに関して、「同一プラットフォーム上で複数人が同時に編集できる」というのはまず大前提として…

ただ、本当の強みは以下の2点だと思っています

01. データベースの見せ方を選べる

02. データベースの関連付け機能が強力

これを解説していきます。

 

01.データベースの見せ方を選べる

BEAVER NESTの最下部をご覧ください。



BEAVER MEDIA の各記事リンクの一覧を作成しました。

 

表の上部に「タブ」があります。ここをクリックしてみて下さい。
表示が変わります。

Notionの強力な部分は「データの見せ方」を変更できることです。

▼見え方

  • ギャラリー(画像重視)/カレンダー/タイムラインなどの表記を選べる
  • 様々なパラメーターで並び替えが可能

▼切り取り方

  • Excel等でおなじみのフィルター機能をかけられる
  • 特定のタグのみ表示できる
  • 上記を単発でフィルター等がかかったままの状態で切り出せる

 

例えば、VectorWorks専用ページがあれば
VectorWorksのタブのついた記事のみを切り出して表示することができます

元のデータがどこかにあれば、各ページ内に部分的に引用してくることが可能なのです。

02.データベースの関連付け機能が強力

やや玄人向けですが、Notionには「リレーション」という強烈な機能があります。
リレーション、すなわち関連付けです。

例として2つのデータをリレーション機能で関連付けてみましょう。

①都道府県一覧表

②建築学科のある大学一覧表

いかかでしょうか?

ざっくり言えばデータに含まれる情報を混ぜ合わせることができるのです。

そして関連付けは複数可能です!

別途「ロールアップ※」という機能と組み合わせることで、より便利にこの機能を使えます!

(※ロールアップはExcelでいうVLOOKUP 関数だと思ってもらえればわかりやすいです)


 

さて、これで具体的に何ができるかというと……

 

例えば、ある建築家の

  1. 建築作品一覧
  2. 建築物の所在
  3. 竣工年月日
  4. 関連書籍一覧
  5. 思想や設計方法に関するメモ書き
  6. 師弟関係や関連する建築家
  7. 作ったプロダクト
  8. プロダクトの制作時期

これらのデータベースを混ぜ合わせます。それを複数の建築家で行います。
さーてどうなるでしょう?

 


建築家のリストをNo.0として…

0.1.2.5.からは建築家と国による特色や思想に関して

0.7.8.で建築家が作ったプロダクト一覧とその変遷

1.6.5.を集めると誰がどのように影響を受けたのか、縦軸のデザイン変遷がわかる

 

これは考えるだけでワクワクしますね!

いろいろな要素を並べることで何か見えてきそうです

 


おわりに

長めの記事でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました!

 

「BEAVER NEST(ビーバー ネスト)」では今後、
先ほどのようなデータ収集の過程をそのまま公開します。

 

ありとあらゆるデータを集めます。使えるかはわかりません。
コメントも開放していますので間違っていたら教えてください!笑

 

ある程度出来上がってきたり、面白そうなことがわかれば、
これをBEAVER MEDIAでも配信していきます。Xアカウントもスタートします。

XアカウントはBEAVER NESTの進捗に関してラフにお知らせしながら運営するつもりです。

 

BEAVER NEST(ビーバー ネスト)

BEAVER NEST 公式 Xアカウント :@beaver2405

※なお、NESTのサイトはNotionの無料枠の中でつくっています。

 

BEAVERの新たな試みです。よろしくお願いします!

 

wrote. BEAVER 編集部

BEAVERでは、チュートリアル動画を通して各種ソフトの使い方を体系的に学習できます。基礎を固めて、効率的に学習を進めてみませんか?
設計作品共有
建築ソフト学習サービス
設計作品共有 / 建築ソフト学習サービス