「Vectorworks学生・教職員向けライセンス」で

念願のAI機能が利用可能になりました！

建築を学ぶ皆さん、こんにちは！

Vectorworksの教育市場担当さんからお知らせを預かりましたので、BEAVERから配信いたします！

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精度と安定性を、次のレベルへ！

Vectorworks 2025の最新アップデート「Update 5」がリリースされました！

日々の作業をよりスムーズに、より安心して進めていただくために、多数の安定性向上と重要な不具合修正を実施。設計者・クリエイターの声を反映し、細部にわたる改良を重ねました。

今回のUPDATE5では様々な機能向上以外にも、Vectorworks学生・教職員向けライセンスのみにサービスが拡張されたVectorworks Cloud Serviceも目玉の１つです。

今回は２つの新機能に焦点を当てて紹介します！

Vectorworks学生・教職員向けライセンスに拡張されたCloud サービス！

新機能その１：AI Visualizerで“アイデア即実現”

• AI自動イメージ生成：
  Vectorworks内のモデルや図面、またはテキストプロンプトから、瞬時にビジュアルを作成！
• アイデアを形に：
  スピーディーかつ直感的に、設計のイメージが可視化可能に！

上図（左右共）Hiroyuki Fukuhara / Vectorworks Japan

新機能その２：Vectorworks Cloud Servicesにフルアクセスが可能！

• クラウド共有・コラボ推進：
  図面や3Dモデルをクラウドに保存し、Nomadアプリでマークアップや共有プレゼンも可能に！
• モバイル連携：
  iOS機器のLiDARスキャンで部屋をそのまま読み込み、空間をリアルに再現！
• クラウドレンダリング：
  ローカルPC負荷を軽減し、重いレンダリングはクラウドにおまかせ ！

上図： Vectorworks Cloud Servicesのイメージ図　（Vectorworks Japan 提供）

生成AIはどういう仕組みで何ができるの？

上図：AI Visualizer使い方ガイド Webサイトより（https://www.vectorworks.co.jp/Support/tips/ainavi.html）

画像生成に必要なもの

・１：プロンプト

・２：Vectorworksで作った３Dデータ（任意）

上記の画像がその２つを組み合わせて作られた画像です。

右側の白い部分が３Dで作ったボリュームで、このエッジ部分をAIでうまく拾って、プロンプトと組み合わせて生成している。というのがこのAIの仕組みになります。

３Dデータが無くてもプロンプトだけで生成も可能ですので

①プロンプトだけでイメージを考える

②３Dデータと組み合わせてイメージを固める

③３Dデータを洗練させていく

この３ステップで目標へと向かっていくことができます！
最初のイメージは目指したい画像から。そこにざっくりとしたボリューム感を重ね合わせて再生成。

さらに具体的な造形を作り込んでからプロンプトと３Dで画像生成。そこから模型に移行！でもいいと思います。

この機能は間違いなく、そのイメージを作り上げていく助けになるはずです。

ところで…プロンプトってどうやって作れば…？？

…と、慣れてない人は感じると思いますので
BEAVERから裏技を伝授しますね。

プロンプトの簡単な書き方

①ChatGPTなど、画像が添付できるAIを使って、イメージに近い画像を添付します。

②「この画像を生成できるプロンプトを教えて」と入力。

※出力は英語の方が正確なので、「英語のプロンプトと日本語のプロンプトを併記してください。」
　もプロンプトに加えるのがおススメ。

上図２枚：ChatGPTの作業画面

これで自分の目指すイメージのプロンプトを得ることができます！

ここから各画像生成AIの特性や癖に合わせてプロンプトを調整していくのです。

下記の画像２枚はVectorworksの機能上で、プロンプトだけで作られた画像です。

上図（左右共）Hiroyuki Fukuhara / Vectorworks Japan

このプロンプトと、自身でつくった３Dの情報を重ね合わせて生成することで、
思った通りの空間画像をつくることができるのです。

これがこのたび、Vectorworksにできるようになったのです！

そして学生さんは無料です！

さあ早速使ってみましょう！

Vectorworks AI Visualizerがもたらす未来

Vectorworks AI Visualizerは、単なる便利なツールではありません。
それは、建築設計のプロセスそのものを進化させる可能性を秘めた、革新的なテクノロジーです！

• 設計時間の短縮と効率化:
  AIによる自動生成機能により、これまで多くの時間を費やしてきた作業を大幅に削減し、より創造的な活動に集中できます。
• デザインの可能性の拡張:
  AIの提案や予期せぬアウトプットから、新たな発想やこれまでになかったデザインが生まれる可能性があります。
• コミュニケーションの円滑化:
  ビジュアルによる直感的な情報伝達は、設計者とクライアント、あるいはチーム内のコミュニケーションをよりスムーズにします。
• 教育現場における新たな学びの機会:
  設計の基礎を学ぶ学生にとって、AI Visualizerは、創造性を刺激し、設計への興味を深めるための強力なツールとなるでしょう。

ぜひこの新しいテクノロジーをあなたの設計プロセスに取り入れ、誰もまだ見ぬ建築の未来を切り拓いてください。
皆さんの創造的なデザインへの挑戦を、Vectorworksは全力で応援しています！

今回拡張されたサービスの詳しい情報は、「Vectorworks学生・教職員向けライセンスの強化」をご覧ください。
https://www.vectorworks.co.jp/function/release/20250529academic-licenses-cloud-services.html

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関連サイト

▼Vectorworks Webサイト
https://www.vectorworks.co.jp/

▼AI Visualizer使い方ガイド Webサイト
https://www.vectorworks.co.jp/Support/tips/ainavi.html