全てはアングルで決まる!?写真の構図から学ぶ、パースアングル・構図の決め方!!
こんにちは!
突然ですが、みなさんカッコいいパース書きたいですか?書きたいですよね!?
では、カッコいいパースを書くために必要なのはなんでしょうか?
モデリングの技術?
レンダリングのスキル?
フォトショップレタッチの腕前?
確かに、これらは全て重要です。
ただ、今日お伝えしたいのはタイトルを見てわかるように、
「アングル・構図の決め方」
です!!!
今までそんなに重要視してなかった、パースの出来を左右するほどのものだと認識していなかった、そんな方も多いのではないでしょうか?
今日は、アングル・構図の重要性をたっぷりとお伝えしていきたいと思います。
目次
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構図とは
写真を撮る方は構図を意識することがあると思います。
試しに、「写真 構図」などで検索してみたらたくさん出て来ますよね。
素人の写真とプロの写真家の違いの一つに、この構図を意識して撮っているか、という点があります。
よく建築やってない人がパースを見て「え、写真みた〜い」と言う場面があるように、パースと写真は似ている部分がありますよね?
つまり、写真の基本である構図の考え方がパースに適用できない理由はないのです!
という訳で、以下ではとりわけ建築パースに活かせそうな構図をいくつか実例と共に紹介していきますね♪
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構図紹介
以下ではレベル別でいくつか構図を紹介していきますね。
取り入れやすそうなものから挑戦してみてください。
<三分割構図(レベル★)
名前の通り、画面を3分割します。
このパースは、
この通り川、建築、空が3分割
もう一つの使い方が、
3分割の交点にポイントを持ってくるパターン。
対角線構図(レベル★★)
お次は対角線構図。レベル2。
このパースは、
結構分かりやすく対角線を意識しています。
一方このパースは、
対角線を2本とも意識していますね。
三角構図(レベル★★)
写真ではあまり見かけないけど、パースでは割と活躍の場面多し?
見上げのパースは、
大体これです。
これは少し高度な使い方。
暗い部分と明るい部分の境界線で三角構図。
放射構図(レベル★★★)
消失点を強調!!
この奥行き感は、
放射構図のおかげです。
消失点が画面の端にあっても、
放射構図!!
黄金比(レベル★★★★★)
ラスボスです。笑
黄金比自体や、上の図の意味は「黄金比」で検索してみてください。
なぜか収まりが良いですよね。
その正体は黄金比に従っているからなのです。
もう一丁!
こちらも見事に黄金比に従っています。
(狙ってやるのはかなりハイレベルですσ^_^; )
構図を完成させる添景の重要性
パースと写真の違いの一つに、アングルを決めた後に好きな場所に自分で添景を合成できることがあります。
これがあるおかげでパース作りは非常に奥が深い!!
レンダリング時点では構図として完成していなくても、添景をおくことで構図として完成させたり。
あるいはそもそもこの位置に添景を置く!と決めた上でレンダリングアングルを決めたり←これもハイレベル
例えば、、
先ほどの黄金比のパース。一部だけ変えているのですが、なんか物足りないですよね?
そう、違いは左下の植栽です。レンダリング時点ではなかったこの植栽を左下のこの位置に!この大きさで!!配置することでこのパースは完成するのです!!!
こういうことを最終調整の段階ではなく、レンダリングを撮る段階でイメージできるようになればあなたはもうパース達人と言えるでしょう!!
終わりに
いかがでしたか?
パースのクオリティを上げるための勉強をわざわざする学生は少ないかもしれません。
が、今日の内容を頭の片隅にとどめておくだけでも、今後あなたが描くパースのレベルが少しあがるのではないでしょうか?
こんな構図を意識してパース書いてみたよ!などありましたら、ぜひコメント欄に投稿して自慢してください♪
それでは。