【建築学生にこそ知ってほしい!】初めての画像生成AI
こんにちは!
時代に乗りたい建築学生、you(@kenchiku_ai)です。
突然ですが、今話題沸騰中の画像生成AIを知ってますか?
文章を入力するだけで、良い感じの画像を生成してくれる、超優秀なAIです。
他にも、ラフスケッチからレンダリングしてくれたりなど、様々な使い方ができます。
が、読むだけではよく分からないと思います。
百聞は一見に如かず!とりあえず見て!!
実はこの画像たち、画像下の文を入力して、ものの30秒で生成できちゃうんです。
「画像生成AI難しそう……」なんて思ってませんでしたか?
見てもらった通り、文章を入れてちょっと待つだけなので、全く難しくありません。
設計課題に取り組んでて、
「コンセプトは決まったけど、いいデザインが思い浮かばない」
とか、
「内装考えるの難しいな……」
そんな時に、画像生成AIって大活躍しそうじゃないですか?
建築学生にとって、かなり魅力的なツールでしょう。
そこで今回は、建築学生にオススメの画像生成AIの一つである、
「Midjourney(ミッドシャーニー)」についてまとめました。
これを見れば誰でも簡単にMidjourneyを使い始めることができます。
画像生成AIを使いこなして、自分の想像を超えるデザインを創り出そう!
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Midjourneyの始め方
もしかしたらテレビとかで聞いたことある人もいるかも?
というもの、世界で一番最初に公開された画像生成AIがMidjourney(ミッドジャーニー)なんです。
世界を驚かせた画像生成AIの総本山だけあって、現在もトップを突っ走る画像生成AIの一つです。
つい最近もアップデートされ、より高品質な画像を生成することが可能になりました。
以下からは、Midjourneyの始め方について説明します。
全然難しくないですが、現在は無料で生成できないことに注意してください。
まずはDiscord(ディスコード)のアカウント登録からです。
※Discordは、LINEやスカイプと同じようなチャットサービスで、無料でアカウント登録できます。
Discord公式サイト(https://discord.com/brand-new)に移動しましょう。
僕はWindowsを使っているので、「windows版をダウンロード」と表記されていますが、Macユーザーは「Mac版をダウンロード」になっています。
ブラウザで使用しても、いつでもアプリ版に移行できるので、どちらを選択してもらっても大丈夫ですが、「Discordをブラウザで開く」を選択するとより手軽に始められます。
基本的に指示通りに進んでもらって大丈夫ですが、途中でこの画面が出てきます。
このややこしい画面は飛ばしてOKなので、右上の✕を押して次へ進みましょう。
最後にアカウント作成を行います。
メールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを作成する」をクリックします。
メールを確認して、認証を行いましょう。
確認が済んだら「デスクトップアプリを入手する」は無視して右上の✕を押します。
この画面になればDiscordの登録は完了です!
次はお待ちかね、Midjourneyのサイトへ移動します。
このリンク(https://www.midjourney.com/home/)を開いてください。
右下の「Sign in」をクリックします。
「認証」をクリックします。
「Purchase Plan」をクリックします。
前述したとおり、現在Midjourneyは無料で使うことができないんです。
そのため、ここで購入手続きをする必要があります。
Basic Plan → 月に最大200枚まで画像生成できます。
Standard Plan → 無制限で画像生成できます。
Pro Plan → 無制限の画像生成と、生成した画像を非公開にできるステルスモードが使えます。
とりあえず一番安い「Basic Plan」で十分です◎
プランの加入が終わったら、左上の「Home」をクリックします。
「Join the Discord to start creating!」をクリックします。
「招待を受ける」をクリックします。
Discordの画面へと移動しました。
これで、画像を生成する準備が整いました。
が、最後にもう一つ!画像生成するのにストレスがなくなる、結構大事な一工夫を施します。
「ダイレクトメッセージ」をクリックします。
ダイレクトメッセージの「Midjourney Bot」を選択します。
!!!!!サーバー欄の所にあるMidjourneyアカウントではないことに注意!!!!!
これで、画像生成の準備が完全に整いました!
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画像を生成してみます
画面下の入力部分に「/imagine」と打ち込み、imagineコマンドを選択します。
「prompt」以下に生成したい画像をイメージした文章を入力します。
一度に四枚の画像を生成してくれます。
ちなみに、矢印を押すと同じ条件で再生成ができます。せっかくなのでやってみましょう。
どうでしょう!!見比べてみると、かなり違うデザインになっていますよね。
同じ条件でも作るたびに全然違ったものが出力されるので、何回かやってみるのがオススメです◎
これが、画像生成AIがガチャ要素を持っていると言われる所以です。
そして、画像の下にある「U1〜U4」と「V1〜V4」というボタン。これ気になりますよね。
「U」はアップスケールのことで、画像を高解像度にするコマンドです。
「V」はバリエーションのことで、類似した画像を生成するコマンドです。
数字の「1〜4」はそれぞれ「1=左上、2=右上、3=左下、4=右下」の画像に対応してます。
今回は右下の画像が気に入ったので、この画像のアップスケールとバリエーションを行ってみます。すなわち、「U4」と「V4」ですね。
「U4」を押して出力したものです。解像度が高くなるので、気に入った画像があればアップスケールを行いましょう。
「V4」を押して出力したものです。元の画像のテイストを残しつつ、違うデザインを生成してくれます。
最後に、画像を保存しましょう。
画像を左クリックすると、ポップアップで出てきます。
それを右クリックして「名前を付けて画像を保存」でダウンロードできます。
お疲れさまでした!!
以上でMidjourneyの登録から、画像を作って保存するまでが終わりました。
画像から呪文を生成してみよう(プロンプトの生成)
最後に一つだけ、Midjourneyの特徴である「画像からプロンプトを生成」できる機能を紹介します。※プロンプトとは、画像生成する時に入力する文章(=呪文)のことです。
この機能を使うと初心者の方は特に、どんなプロンプトを入力すると思い通りの画像が生成できるのかとても勉強になります。
文章を読むだけでは理解できないと思うので、さっそく/describeコマンドを使ってみましょう!
まずは、プロンプトを抽出したい元画像をPCに保存しておきます。
先ほどと同様、画面下の入力部分に**「/describe」**と打ち込み、describeコマンドを選択します。
ここで、参考にしたい画像をアップロードします。
エンターキーを押します。
数秒待つと、4つのプロンプトが生成されます。
画像を生成したときと同じように、矢印を押すと同じ条件で再生成ができます。
数字を押すと、番号と対応したプロンプトで生成が行われます。
今回は4番を押して試してみます。
「送信」を押すと、生成が始まります。
このように4つの画像が生成されます。
参考画像とかなり近しい画像がうまく生成できてますよね。
これを利用すると、ネットから拾った画像を自分なりにアレンジして生成するということもできたり、色々応用できそう!
以上が/describeコマンドの紹介でした!
まとめ
Midjourneyには他にも様々な機能がありますが、これさえできれば十分に楽しむことができます。自分でたくさん触ってみて、お気に入りの一枚を生成してみてください!
今後は、Midjourneyの他の機能の紹介やプロンプトのコツなども紹介していきます。
AIに興味がある人は僕のインスタ(@kenchiku_ai)も見てみてね!
では、また!!