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【オブジェクト配置のガイドを作成】Lumionで平面図を下敷きとして利用する裏技!

本記事は有限会社リビングCGが運営するLUMIONブログ掲載された記事からの転載です。


CAD・BIMソフトで作成したモデルをLumionにインポートした時、インテリアや植栽の配置に困ったことはありませんか?

一般的にCAD・BIMソフトからLumionにインポートをした際、建物は反映されますが、その他のオブジェクトは反映されません。そのため、CAD・BIMソフトとLumionの画面を見比べながら、オブジェクトを配置する場合が多いのではないでしょうか?

CAD・BIMソフトでイメージした通りに、Lumionでもオブジェクトをスムーズに配置する「裏技」を紹介したいと思います!

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図面通りにインテリアや植栽を配置する裏技「平面図の下敷き」

図面通りにインテリアや植栽を配置する裏技「平面図の下敷き」

Revit(ver2022)で作製した図面を、Lumionにインポートします。

 

図面通りにインテリアや植栽を配置する裏技「平面図の下敷き」

すると、先も述べたように、植栽のマークが反映されていないことがわかります。
これはインテリアなどのオブジェクトにも共通することです。

 

図面通りにインテリアや植栽を配置する裏技「平面図の下敷き」

Lumionに植栽の位置が反映されないため、Revitの画面とLumionにインポートした画面を見比べながら、オブジェクトの配置をしていきます。見比べながら操作をすると、位置が若干ずれてしまったり、Revitで作製したモデルのイメージと違ってしまったりすることがあります。

そこで登場するのが、「裏技・Revitの平面図(下敷き)」です。Revitで作製した平面図を下敷きにし、下敷きをガイドにして植栽を配置してみましょう。

 

【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法

正確な位置にオブジェクトを配置するための、下敷き作成方法をお伝えします。

【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法
【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法

まず、Revitで2Dの平面図を表示し、Revitから書き出します。
Revitから書き出す時、「CAD形式(DWG)」を選択してください。

 

【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法

平面図の書き出しが終わったら、Lumionにインポートします。

先ほど書き出したDWGファイルを選択すると、インポート画面に移動します。
インポート画面では「エッジラインのインポート」をオンにして「OK」をクリックします。

 

【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法

Revitで作製した平面図がLumion内に表示されました。
(下敷きを見やすくするため、彩度を高くし表示しております)

インポート後、下敷きとして使用する平面図と、モデルの中心がずれしまう場合があります。平面図とモデルの中心を合わせるため、平面図とモデルを選択し「位置を合わせる」をクリックし、モデルと平面図の中心を合わせます。

そして、平面図がモデルの下に隠れてしまっている場合は、高さを調節し、ガイドとして見やすい位置に平面図を設置してください。

 

【下敷き位置調整後の画像】

【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法

今回は植栽のガイドとして利用するため地面に下敷きを設定しました。
天井の照明や屋内のインテリアなど内装のオブジェクトを設置する場合は、下敷きの高さを任意の階に合わせると、照明や家具をスムーズに配置することが可能になります。

 

【ガイドになる下敷きを作成】平面図をLumionにインポートする方法

ガイドとなる平面図の配置が完了したら、下敷きのガイドに合わせて、樹木などのオブジェクトを配置しましょう。

Revit、Lumion見比べ操作からの解放

平面図を下敷きにし、ガイドとして利用する方法は、AutoCAD、Revit、ArchiCADなど、DWG形式で書き出しができるソフトで応用可能です。

今まで、Lumionにインポートしたモデルにオブジェクトを配置する時、2画面を見比べながら操作していた方は、便利な下敷きをガイドにする裏技をぜひお試しください。

 

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